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飼い主第一主義
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直「名前はミツルギです。特技は迷子です。拾ってください」
神「だから遊ぶなっつってんだろーが!」
直「はいはい。お髭のおっさんがうるさいから行こうねぇー、ミツルギくん」(抱えてスタスタ
神「誰がオッサンだこらぁ!!!!
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直「ちぇ、ちぇっ。せっかく人が仕事サボって抜け出して来たのに、神乃木ってば遊んでくれないでやんの。
  仕方ないからミツルギくん遊ぼうっと。
  あっはっは耳びろーん」



神「おい、止めろよ。そいつ拗ねたら本気で飼い主以外の言う事きかなくなるんだからな」
ミ「……………」(←むすっとしてる)
神「ほら怒らしたー! どうしてくれるんだよ!?」
直「じゃ、俺仕事があるんで」
神「逃げた――――――ッ!!」


ミ「♪ ♪ ♪」(←犬用ドーナッツ貰ってご機嫌)
神「ふー、根が単純なやつで助かったぜ……」
直「でもさー、こういうタイプって食い終わったら怒りぶり返すと思うよ」
神「帰ったんじゃなかったのかオマエ―――――っ!」
ミ「………………」(←イラっとしている)
直「ほらね」(←誇らしげに言ってる)
神「……………………………………」
法「ダメです神乃木さん! それはパイ生地を伸ばすものです! 腹立つ相手の頭をかち割るものじゃありません―――――ッ!!」



・真宵ちゃんの場合「ミツルギくん”と”」ですが、直斗さんの場合「ミツルギオン”で”」なんです。はっはっは。

直「実に面白い」(←福山○治つーかガ○レオっぽい感じで)



神「お前ミツルギで遊んでんなよ。拗ねたら飼い主以外手に負えないんだからな、コイツ」
ミ「…………」(←ムカっとしてる)
神「ほれ拗ねちまっただろーがッ! どうしてくれるんだ!? あぁ?」
直「実に面白い」(」(←福山○治つーかガ○レオっぽい感じで)
神「黙れ馬鹿野郎!

直「よーぉ、今月当日に渡せれるかどーか判んないから、今日あげちゃうわ。
   ほら、今年はカバンだよー。これ持って成歩堂くんとお散歩するといいよ!」


成「うわー!ありがとうございます、直斗さん!!」
ミ「♪ ♪」
成「ミツルギも嬉しいみたいですよ。いいもの貰ったねー」(ニコニコ)
霧(……これは多分プレゼント自体ではなく、成歩堂と散歩をするという事に対して喜んでいるな……)

真「あっ!そうだ!去年くらいのプレゼントの帽子と合わせてみようよ!」
茜「それはいいアイデアね!きっとベストマッチするわ科学的に!」


真「わー、可愛い可愛い!あたしの眼に狂いは無かったね!!」
春「さすが真宵様です!!」
響「ここまでくると、マントが欲しいところだね」(笑)
直「あっ、そーいえば俺、家にマントあったわ」(手をポンと打って)
神「ちょっと待て”そーいえば”のノリで一般の家にあるものかよマントって!!?」
直「いーんだよ。家が一般でも俺が一般じゃないから」
神(い、言い切りやがった……!!)
直「(携帯電話で)もしもし兄ちゃーん?俺俺、可愛い弟の直斗だよー。
   家にマントあるじゃん。そう昔俺が使ってたヤツ」
神(いつ何処で!!?
直「それをさー、今すぐ30分以内に持って来てよ。うん?捜査中?
   そんなケチくさい事言うなよ。だから巴さんにふられてばかりなんだ。多分今日もふられるよあっはっは」
神「……アンタは自分の弟がアレじゃない事を死ぬほどラッキーだと思うべきだぜ」(霧人に)
霧「大丈夫ですよ。あの手の人種はきっと地上にひとつしか存在しないものですから」(しれっと)
法「……なんか悪魔の実みたいですね。ワンピースの」
響(……っていうか、むしろアニキの方があっちよりだしなぁ……)

間。


恭「よー、持って来たぜ」
直「ワーイ!兄ちゃんありがとう!(すぐさまに荷物ひったくって)あ。もう帰っていいよ」
恭「…………」
冥「なんだか、マントだけにしては荷物が嵩張ってるわね」
恭「ああ。ついでだから、直斗が昔使ってたトンガリ帽子も持ってきたのさ。トータルコーディネイトでいいだろ」
神(……だから、いつどんなシチュエーションで使ったんだ……?)
成「それじゃ、さっそく付けてみますね。じっとしててよ、ミツルギ」
ミ「♪」(←成歩堂が間近に寄ってきてくれて幸せ)



成「出来ました!!」
全員『おおおお~~~~』(何となく拍手喝采)
真「凄いや!完全体だね!!!」
響「そうだ、もう今月はこの格好でサービスしたらどうですか?時期的にも合ってますし」
成「えっ……い、いいのかな?」(霧人をちら見)
霧「何を人の顔色窺ってるんですか。意味のある事なら構わないんですよ。私は」

御「……ム。何だこの騒ぎは……?」(←本日休みだけどやって来ちゃった人)

成「あっ!御剣、見てよコレ~~。可愛いだろ?」
御「ふむ、中々様になっているではないか」
成「ねー?」(ニコニコ)
御「………」(←成歩堂がニコニコしてるので何となく嬉しい)
ミ「vvv」(←成歩堂がニコニコしているので文句なしに嬉しい)


法「うわぁ、珍しい平和的なスリーショットだ……」
響「みんなニコニコして幸せだよね」(ニコニコ)
直「まあ、これも俺のプレゼントのおかげだな」(ニヤニヤ)
神「……で。これらのアイテムをおまえはどこから仕入れてくるんだ?」
直「ナ・イ・シ・ョ☆」(ウインクばちーん)
神「…………」
成「もうすぐミツルギの誕生日だな~。去年のケーキは響也くんに焼いて貰ったけど、今年は僕が焼こうかな」
神「……って事は、また直斗からプレゼントが届くって訳か……」


↑ミツルギ1歳(王冠)


↑ミツルギ2歳(シルクハット)

神「……毎度毎度、どっからこんなの見つけてくるんだ?」
直「ヒ・ミ・ツ☆」(ウインクばちーん)
神「…………」


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